EnergySavingProject

 

省エネ事業

01. ESS(イー・エス・エス)メッシュについて【特許取得済】

電力・ガスなどのエネルギー価格の上昇や、地球温暖化対策、省エネ法の改正など、消費エネルギーの削減は近年益々重要視されています。
このような環境下の中、私たちは、遠赤外線の物理特性を応用利用することによって、空調機器や冷蔵機器の熱交換効率を向上させ、消費エネルギーを
削減することのできる Energy ・ Saving ・ System メッシュ 【ESSメッシュ】の開発に永年の歳月を費やし、遂に成功するにいたりました。

熱の移動には、対流・伝導・輻射の3つの方式があり、高温部から低温部へ必ず移動する性質を持っています。
その中の「輻射」による熱移動は、放射冷却に代表されるように熱が電磁波によって伝達される現象で、遠赤外線の代表的な物理特性です。
また、大気中の多原子分子に遠赤外線放射源から、吸収波長を照射すると対応分子と共鳴し、その分子はエネルギー保有状態となります。
エネルギーを保有した分子は、「分子活動活性化」の物理特性を起こすとともに、分子の安定化を図るため輻射による熱移動を起こしやすくなります。
ESSメッシュは、これら遠赤外線による物理特性を誘引し、空調機器や冷蔵機器の熱交換効率を優位に向上させることが出来るよう開発されています。

ESSメッシュには、非常に高いレベルで吸収波長を放射することができる独自の遠赤外線放射源が使用されています。
さらに、その遠赤外線放射源の効力を損なうことがないよう、独特なメッシュ形状の設計や特殊な担持方法等様々な点で工夫されています。

空調室内機へのESSメッシュ設置効果 

空調機の吸い込み口に、遠赤外線源を担持させたESSメッシュを装着することにより、吸体気中の多原子分子(主にH2O)はESSメッシュから放出される吸収波長に共鳴し、分子移動が活性化します。
この結果、熱交換器の冷暖熱交換や冷媒効率が上昇し、空調機器の消費エネルギーの80%~90%を占めるコンプレッサーのモーター負担が減少されることとなり、省エネ化が図れます。

本省エネルギーシステムは、電子機器や電子設備を使用しておりませんので、既存の空調機器に悪影響を与えることはありません。
デマンドコントローラーのように空調機の運転制御も不要ですし、今までの環境を維持しながら省エネ化を図ることが可能です。
さらに、遠赤外線の物理特性を応用しておりますので、電気ならびにガスの両エネルギー源の空調機器に効果があります。

空調・冷蔵機はコンプレッサーの経年劣化により、その消費エネルギーは年々増加いたします。
私たちの省エネシステムの設置により、コンプレッサーの負担が軽減され、機器の経年劣化の抑制にも効果があると考えられます。

02. ESS (イー・エス・エス) メッシュ性能評価試験

天井カセットエアコンにESSメッシュを設置した場合と設置しない場合での冷房・暖房運転時の消費電力試験データの一例

測定条件: 個室 (個室面積:24.3m2 個室体積:63.28m3)にてPM12時~PM5時の間、天井カセットエアコン1台を運転。
室外機の電流を1分おきに測定、外気温湿度を1分おきに測定。
気象条件の似通った日に、ESSメッシュを吸い込み口に設置した場合と設置しない場合とで測定。
個室の扉は締切、ブラインドを下ろし、できうる限り外気の影響を少なくして測定。

▼空調能力【200V】▼

冷房
冷房能力 5.0kW
定格消費電力 1.590kW
エネルギー消費効率 3.14
運転電流 8.7(A)
力率 91
暖房
冷房能力 6.3kW
定格消費電力 2.030kW
エネルギー消費効率 3.10
運転電流 11.1(A)
力率 91

  • 【室内機】

  • 【室外機電流測定器】
    デジタルマルチメーター
    三和電気計器株式会社 PC700

  • 【温湿度測定器】
    温湿度ロガー
    日置電気株式会社 LR5001

ESSメッシュ性能評価試験結果

ESSメッシュ性能評価試験においては、夏季・冬季ともに長期間にわたるデータ取得を行い、概ね20%~30%の電力削減結果を得ることができました。
また、複数の第3者機関におけるESSメッシュ性能評価試験においても、良好な空調エネルギーの削減結果を得ることができました。

03. ESS(イー・エス・エス)メッシュの導入のメリット

ホテル・病院・介護施設・店舗・事務所・遊戯施設や駅構内施設など多数の施設で導入が進められており、概ね通期で15%~30%の空調エネルギーの削減実績を得ることができています。

01. 製品基準について

ESSメッシュの遠赤外線源担持は、シックハウス症候群の原因となるVOCの発散において、建築基準法で定められている最も高い安全基準である
F☆☆☆☆ を取得した材料で、熱交換効率の向上や安全性、耐久性などを十分考慮し、独自の技術や配合によって遠赤外線放射源を特殊担持しています。
空調機器や冷蔵機器に、ご安心して設置することができます。

02. ランニングコスト不要

ESSメッシュは、ランニングコストは一切かかりません。
また、電子機器や電子設備を使用しておりませんので、既存の空調機器や冷蔵機器に悪影響を与えることはありません。 
ノンフロンガスや削減オイルとは異なり、機器改造扱いにはなりませんので、機器のメーカー保証にも影響いたしません。

03. 空調エネルギー削減

ESSメッシュは、「大気中の分子による熱移動の活性化」という物理特性を応用して省エネ化を図るものです。
設置後すぐに効果を発揮し、空調エネルギーの15%~30%の削減実績を導入施設において実現しています。
また、電気ならびにガスの両エネルギー源の空調機器に削減実績があります。

04. 空調機の経年劣化抑制

空調・冷蔵機はコンプレッサーの経年劣化により、その消費エネルギーは年々増加いたします。
ESSメッシュの設置により、コンプレッサーの負担が軽減され、機器の長寿命化が図れます。

05. ESSメッシュ設置方法

空調機器

空調室内機のフィルター寸法に加工したESSメッシュを各機種のフィルター設置状況に合わせてフィルターの上に置いたり、重ねて挿入するだけです。
フィルターの清掃管理がしやすいように、ESSメッシュを固定や結束をしなくてもずれないように設計しています。
空調室外機等の機器への設置は不要です。


  • 【天井カセットエアコン 設置状況】

  • 【壁掛エアコン 設置状況】

  • 【天吊エアコン 設置状況】

冷蔵機器

冷蔵機器の使用や構造を見て、設置場所を判断いたします。

06. 導入方法

現在、ESSメッシュの製造が間に合っておらず、紹介企業様のみへの導入とさせていただいております。